引き渡し訓練を行いました。
関東地方に大地震の警戒宣言が発令された時に、園児を安全に保護し、速やかに保護者に引き渡すことができるよう、保護者の方にも参加していただいて、引き渡し訓練を行いました。
警戒宣言が発令されたら、乗り物は使用不可能になることが想定されます。その時のことを考えて、保護者の方には徒歩でお迎えに来ていただきました。
雨が降る中の訓練となりましたが保護者のみなさま、ご協力ありがとうございました。
子どもたちは保護者の方がお迎えにくるまで、みんなでホールに集まって、地震が起きた時の行動の仕方を確認しました。
地震が怖くても勝手に一人で家に帰ってはいけないこと。先生の話を聞いて行動することを「先生、ごめんなさい」というスライドを見て確認しました。

卵の殻を地震で割れたガラス等に見立てて、地震時の疑似体験をしました。ちゃんと上履きを履いていないと危ないね!とみんなで確認しました。

幼稚園の保育室においてある非常持ち出し袋の中にはみんなの命を守るための道具が入っていることを知らせる時間も作りました。地震が起きてから準備するのは難しいので、いつでも持ち出せるように準備してあるんだよと話すと、「家にもあるよ」「僕の家はどこにあるんだろう。。。」と自分の家のことを思い出して友達と伝えあう姿が見られました。
3つの話が終わった後、帰る支度をして保護者の方のお迎えを待ちました。

実際に警戒宣言が発令されたことを想定して、リュックやヘルメットなどの装備でお迎えにきた保護者の方もいらっしゃいました。保護者の方には、この訓練をきっかけに、日ごろの災害時の備えについて見直す機会にしていただければ。。。と思います。

